英語の「It is + 形容詞 + that ~」と「It is ~ that …」の違い
形式主語の It is ~ that … は、It が後ろの that 節を指し、「…ということは〜だ」と言います。強調構文は、強調したい語句を It is と that の間にはさみ、「…なのは〜だ」と言います。
使い分けの表
| It is + 形容詞 + that ~ | It is ~ that … | |
|---|---|---|
| 意味 | …ということは〜だ | …なのは〜だ(強調構文) |
| It が指すもの | 後ろの that 節 | 特になし(形だけの It) |
| 間に入る語 | 形容詞(true・clear など) | 強調したい名詞・副詞句 |
| 見分け方 | that 節を主語にして言い換えられる | 強調語句を元に戻すと 1 つの文になる |
例文で比べる
○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り
○
It is true that Mia left early.
ミアが早く帰ったということは本当です。
○
It was Mia who left early.
早く帰ったのはミアでした。
a の It は後ろの that 節の代わり、b は Mia を強調した形です。
○
It was lucky that I met Ken yesterday.
昨日ケンに会えたのは運がよかったです。
△
It was yesterday when I met Ken.
ケンに会ったのは昨日でした。
強調構文では that を使うのが標準です。when を使う言い方も聞かれますが、正式な文では避けます。
○
Is it certain that Lisa wrote the report?
リサがその報告書を書いたというのは確かですか。
○
Was it Lisa that wrote the report?
その報告書を書いたのはリサでしたか。
疑問文にするときは、どちらも It と is を入れ替えます。
覚え方・注意点
- 強調構文は、It is ~ that を外して語句を元の位置に戻すと、ふつうの文になります。
- 形式主語の It is ~ that には、true・clear・lucky などの形容詞が入ります。
- 人を強調するときは、that の代わりに who も使えます(It was Mia who left.)。
確認問題
( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。
問1
( ) is certain that the shop will open on time.
- It
- That
答えと解説
正解:1. It
形式主語として、後ろの that 節を指す「It」を使います。
問2
It was my sister ( ) called me last night.
- who
- which
答えと解説
正解:1. who
人を強調する構文なので「who」を使えます。which は人に使いません。
問3
It was at the station ( ) we first met.
- what
- that
答えと解説
正解:2. that
強調構文の語句のあとは「that」です。what は使えません。
それぞれの文法の詳しい説明
- 「It is ~ that …」(形式主語の「that」節)の意味と使い方 …ということは〜だ
- 強調構文「It is ~ that …」の意味と使い方 …なのは〜だ(強調構文)