英語の「if + 主語 + 動詞」と「If + 過去形, would + 動詞の原形」の違い
if + 現在形は、実際に起こりうることを「もし〜なら」と言います。仮定法過去(If + 過去形, would ~)は、今の事実と違うことや、起こりそうにないことを仮定します。
使い分けの表
| if + 主語 + 動詞 | If + 過去形, would + 動詞の原形 | |
|---|---|---|
| 意味 | もし〜なら(条件) | もし〜なら…だろうに(今の事実と反対) |
| 起こる見込み | ありうる・十分あり得る | 現実とは違う・まず起こらない |
| if の節 | 現在形 | 過去形(be は were) |
| 主な文 | will ~ など | would / could + 原形 |
| 例 | If it rains, I'll stay home. | If I were rich, I would travel. |
例文で比べる
○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り
○
If I have time, I will visit you.
時間があれば、あなたを訪ねます。
○
If I had time, I would visit you.
時間があれば、あなたを訪ねるのですが。
a は時間ができるかもしれない話、b は今は時間がなく訪ねられない話です。
△
If I am the manager, I will hire more staff.
私が店長なら、もっと人を雇います。
○
If I were the manager, I would hire more staff.
私が店長なら、もっと人を雇うのに。
実際は店長でないのに想像するときは、過去形(were)を使います。
○
Rain is likely tomorrow. If it rains, we will stay home.
明日は雨が降りそうです。もし降ったら、家にいます。
△
Rain is likely tomorrow. If it rained, we would stay home.
明日は雨が降りそうです。もし降るとしたら、家にいるでしょう。
雨が降りそうなら現実にありうるので、if + 現在形です。過去形だと起こりそうにない話に聞こえます。
覚え方・注意点
- 仮定法過去では、I や he でも be 動詞は were を使うことが多いです。会話では was も聞かれます。
- 主な文の would のかわりに、could や might も使えます。
確認問題
( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。
問1
If I ( ) a car, I would drive you to the airport.
- had
- have
答えと解説
正解:1. had
今は車がないという仮定なので、過去形の「had」です。
問2
If the weather ( ) nice tomorrow, we will go to the beach.
- is
- were
答えと解説
正解:1. is
ありうる話なので、if のあとは現在形の「is」です。
問3
If I ( ) taller, I would play basketball.
- am
- were
答えと解説
正解:2. were
今の事実と違う仮定なので、過去形の「were」です。
それぞれの文法の詳しい説明
- 接続詞「if」(もし〜なら)の意味と使い方 もし〜なら(条件)
- 仮定法過去の意味と使い方 もし〜なら…だろうに(今の事実と反対)