英語の「make / let + 人 + 動詞の原形」と「have + 人 + 動詞の原形」の違い
make は強制、let は許可、have は頼んだり役割としてしてもらうこと、get は説得して〜してもらうことを表します。make・let・have のあとは to なしの原形で、get だけ to が付きます。
使い分けの表
| make / let + 人 + 動詞の原形 | have + 人 + 動詞の原形 | |
|---|---|---|
| 意味 | (人)に〜させる・〜させてあげる | (人)に〜してもらう・〜させる |
| 強さ | make は強制、let は許可 | have は依頼、get は説得して |
| あとの形 | make・let・help + 人 + 原形 | have + 人 + 原形 / get + 人 + to |
| 人のようす | させられる側の気持ちは問わない | 頼まれて・仕事としてする |
| よく使う場面 | しつけ・規則・許可 | 店や仕事で人に頼む |
例文で比べる
○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り
○
My parents made me practice the piano.
両親は私にピアノを練習させました。
○
My parents had me practice the piano.
両親は私にピアノを練習するようにさせました。
make は「いやでもさせる」感じ、have は「そうするよう手配した」感じです。
○
I let my son stay up late on Friday.
金曜日は息子が夜ふかしするのを許しました。
△
I had my son stay up late on Friday.
金曜日は息子に夜ふかしをさせました。
許す意味は let です。have だと、頼んで夜ふかししてもらった意味になります。
△
I made the mechanic fix my car.
私は修理工に車を無理やり直させました。
○
I had the mechanic fix my car.
私は修理工に車を直してもらいました。
お金を払って頼む場面は have がふつうです。make だと無理にさせた感じになります。
覚え方・注意点
- make・let・have のあとは to のない原形、get のあとは to が付きます。
- help は to ありでもなしでも使えます(help me carry / help me to carry)。
- 受け身の be made to ~ では to が戻ります(I was made to clean my room.)。
確認問題
( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。
問1
The teacher ( ) us stay after class because we were noisy.
- let
- made
答えと解説
正解:2. made
うるさかったので無理に残らせたという意味で「made」です。
問2
My dad ( ) me borrow his car on weekends. He trusts me.
- had
- let
答えと解説
正解:2. let
信頼して許したという意味なので「let」です。
問3
We ( ) a carpenter build a new shelf for us.
- made
- had
答えと解説
正解:2. had
お金を払って頼んだ場面なので「had」です。
それぞれの文法の詳しい説明
- 「make / let / help」+ 人 + 動詞の原形の意味と使い方 (人)に〜させる・〜させてあげる
- 「have / get」+ 人 + 動詞(使役)の意味と使い方 (人)に〜してもらう・〜させる